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QT直前!練習ラウンドに立ち会いました!

QT直前!練習ラウンドに立ち会いました!

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いよいよ8月から10月にかけて男子ツアーや女子ツアーでも協会によるプロテストやQTと呼ばれるトーナメントが始まりました。 選手にとっては年に1度の大きなイベントとなります。 そんな翌年のシーズンへの未来が決まる試合の直前ラウンドに同伴してきた様子をご紹介します!

①QTとは?

QTとはクォリファイングトーナメントといい、男子プロ(JGTO)ではジャパンゴルフツアートーナメント、Abemaツアーに出場するために行われるランキング戦です。

QTは、ファーストからファイナルまで4段階のトーナメントが存在し、上位入賞をして次のステージへ出場しなければいけません。

その後、最終ステージであるファイナルQTでの上位者が翌年度のツアートーナメント及び、Abemaツアーへの出場資格が付与されます。

一連のファーストからファイナルにかけて惜しくも敗退してしまった選手にもそれぞれランキングが与えられ、ツアー予選会などの様々な試合でランキング順にチャンスがあります。

現在トーナメント出場するツアープレイヤーは、約1600人ほどとなっており、

ファーストQT→セカンドQT→サードQT→ファイナルQT→Abemaツアー→ツアートーナメントの順にランキングが構成されています。

②ツアープレイヤーへの入り口

QT (クォリファイングトーナメント)に出場すれば、ツアープレイヤーになれるということではありません。

2023年度のファーストQTでは、8月から10月にかけて8会場で行われています。

各会場約100名のプレイヤーで4日間のトーナメントが行われて上位30%ほどのプレイヤーがセカンドQTへと進出できます。

ファーストQTで残念ながら敗退してしまったとしてもツアープレイヤーのランキングは、付与されますが、こちらも上位から順にランキング付けされ、規程のスコアや順位に届かなかった選手にはランキングが与えられません。

つまりファーストQTに参加したとしても、結果が出なければツアープレイヤーとしてのスタートが難しいということです。

2023年(9月現在)では、既に4会場でファーストQTが開催されており、各会場ごとにカットラインに違いはありますが、4日間で最低でも、+1がカットライン、スコアが高い会場だと-6でギリギリ合格という結果も見られました。

ファーストQTとはいえ、実力者揃いですのでツアープレイヤーへの入り口は狭き門だと言えます。

2023年度ファーストQTの結果“こちらから”

③QT第8会場の練習ラウンドに立ち会い!

今回は、ファーストQT第8会場に指定をされているロックヒルゴルフ倶楽部にやってきました。

現状の予定では123名の出場が確定しております。

うち出場予定の3名の選手の練習ラウンドに立ち会いました。

萩原秀弥選手

2000年1月29日

College of the Canyons(キャニオンズ大学出身)

濱宮勇樹選手

1998年11月29日

東京国際大学出身

梅田泰司選手

1999年9月3日

東京国際大学出身

女子プロゴルフ会では黄金世代やプラチナ世代と言われている世代の選手です!

試合よりも重要といっても過言ではない、QTトーナメントの練習ラウンドですが、どのようにラウンドしているのかご紹介できたらと思います。

コースの把握

当たり前かもしれませんが、コースの確認は、必ず行います。

なんとなく覚えるのではなく、コースの形状や、ハザードや障害物までの距離を距離計やヤーテージブック(よくキャディーさんが使用しているコースガイドブック)を見て確認をします。

正確な距離の情報も大切ですが、ティーングエリアや2nd地点などで見える景色も大切です。

狭く感じた、広く感じたなど具体的に感じたことをメモに残したり、コースを上手く使えるように対策を考えてラウンドをしているようです。

プロでも緊張した状態でプレッシャーのかかるホールを攻略することは、難しいです。

予め自身が感じた素直な感想と距離や形状など様々な情報を元に攻め方や対策を考えるということです。

互いのスイング確認

ラウンド中、よく『スイング動画を撮影して!』という声が飛び交っていました。

お互いのスイング動画を撮り合い、結果を踏まえて意見交換をしています。

コースでは、練習場と違って自身のスイングを確認する術がありません。

普段の練習と違うスイングになっていないか、なぜミスをしてしまったのかと確認をすることも大切にしていました。

状況別の意見交換

試合直前の練習ラウンドということもあり、コースの状況は、試合当日とあまり変わらないことが多いです。

コース毎の攻め方や、マネージメントの確認や、特殊なライや、様々な場面での互いの引き出しの確認をしています。

(グリーン周りにある深いラフで意見交換をしている場面)

多くのホールでは、グリーンサイドに深いラフがありました。

↓普通にロストするほどの深さです💦

各選手、トライをして上手く寄せていました!

④立ち会った感想

私自身も一緒にプレーをしましたが、皆さん仕上がり良く、いい状態で試合に臨めそうな感じがしました。

お互いの意見交換の場が多々あり、残り2週間で最終調整をするとのことです。

練習ラウンドでは、スイング・コース形状・コースのライの現状など様々な視点でまとめていました。

今回の練習ラウンドでご一緒させてもらった3名の選手には、次のステップに進んでツアーで活躍してほしいと思うばかりです!

是非、読者の方も男子ツアーの選手の応援をしていただけると嬉しいです!

⑤後方からのスイング写真

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貴大 緑川

緑川貴大(日本プロゴルフ協会・PGAティーチングプロ)

1998年7月生まれ、神奈川県出身。 学生時代は、原英莉花や鶴岡果恋など多くのプロを輩出している葉山ジュニアゴルフ育成会や青木功プロ主催の青木功ジュニアクラブに在籍をして技術を磨く。 駒澤大学在籍中にPGAライセンスを取得し、アマチュアから現役プロまで年間6,000件を超える幅広いレッスンを展開している。 現在は、プロゴルファーのレッスンだけでなく、プロキャディーや自身も大会に出場して、ゴルフにおける総合的なスキルを高めている。

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