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初心者必見!ドライバーの基本を伝授します!

初心者必見!ドライバーの基本を伝授します!

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ドライバーは、初心者ゴルファーの難関の壁といっても過言ではありません。当たらない・曲がる・飛ばないの三原則が多いかと思います。そもそもなぜドライバーは難しいのか、ドライバーを打つ前の構え方はどのようにするのか、今回の記事で取り上げていきますので、一緒に見直してみましょう。

①なぜドライバーは難しいのか

ドライバーは、初心者から上級者まで多くのプレーヤーを悩ませるクラブです。

しかしゴルフをプレーする上で少なくともP3を除く14ホールで第1打目として使用する機会があります。

1打目で遠く正確に飛ばすことができるとスコアメイクにも繋がりますし、気持ちよくプレーすることができます。

そんなドライバーは何故難しいのかまとめてみました。

クラブが長い

ドライバーは全ての番手の中でシャフトが1番長いクラブです。

クラブが長くなると、回転軸である体とヘッドまでに距離ができるので、正確にヒットすることか短いクラブよりも難しくなります。

また、クラブが長くなるとヘッドスピードも上がるのでスイング中のミスも多くなりやすいです。

飛距離が出るクラブ

ドライバーは、1番長いクラブであり、1番飛距離の出るクラブでもあります。

同じサイドスピンや打ち出し方向であっても150yと250y飛ぶのでは最終的な着地点に大きな違いが生まれます。

ドライバーは、飛距離が出る一方で曲がり幅も大きくなりやすいのです。

②ドライバーの打ち方

Ⅰ 構え方

ドライバーを構える際の距離感は、アイアンと変わらずグリップエンドから握り拳1つ分(グットマークでも可)で構えるようにしましょう。

初級者の方で多いミスは、長いクラブに対して離れて構えすぎるゴルファーを多く見かけます。

離れ過ぎてしまうと、脇が開いたり、膝を過度に曲げたりと、自然体なアドレスから遠ざかってしまいます。

クラブの長さに対して惑わされないように注意してください。

II スタンス幅

ドライバーのスタンス幅は、おおよそ靴3足分(アイアンよりも右足を1歩広げる)状態にしましょう。

こちらも多く見かけるミスとしてスタンス幅が広すぎる(ワイドスタンス)になっている方が多いです。

スタンス幅が広すぎると体が回しづらくなったり、右足に重心が残りやすくなったりとスイング中での動きに支障が出てきます。

しかし反対にスタンス幅が狭くなるとスイングスピードに体が支えられなくなり左右に軸がブレてしまうことがあるのでアイアンよりも1歩程広げると覚えておいてください。

Ⅲ ボールの位置

ボールの位置は、左足かかと内側の延長戦にセットしましょう。

(左足かかと内側と覚えておいてください)

Ⅳ ティーの高さ

ティーの高さは基本的にボールが半分から3分の2見えるくらいの幅で調整しましょう。

ティーの高さは飛ぶボールに様々な影響を与えます。

ある程度ドライバーに慣れてきたら場面によって少しティーアップを低めにして風に負けないように工夫をしたりアレンジを加えることもできます。

Ⅴ スイング中のポイント

アイアンなど他のクラブと比べてドライバーのスタンス幅は広くなり、ボールの位置も左側になります。

この状態で構えると重心配分がやや右側にかかるようになります。

⇨左足4・右足6あたりを目安

そのままスイングをすることで、この体重配分のままインパクトを迎えるとアッパー(最下点から上がる途中)の軌道になります。

ボールが上がらない方は、無理にボールを上げようとするのではなく、体重配分を考慮して練習すると良いでしょう。

④ドライバーのミスについて

プッシュ/スライス

アマチュアの多い悩みがドライバーでのスライスではないでしょうか?

第1にクラブが長いのでプッシュスライスになりやすい方は、振り遅れに注意してみてください。

振り遅れになる原因をいくつかまとめてみました。

グリップ力が強い

力感が強くなると腕や手首が固くなりクラブのローテーションが行われずヘッドが走らなくなってしまいます。

クラブは、元々先端が重たくなっていて何もせずともダウンスイングからインパクトにかけてフェイスが閉じようとする力がはたらきます。

そこで力いっぱい握ってしまっていると動きが膠着して振り遅れや開きの原因となります。

ドライバーは、飛ばしたい!

といった気持ちが特に出てきやすいですが

むしろ力感を抑えてヘッドを走らせた方が

ボールも掴まりますし、ヘッドスピードの上昇も期待できます!

体との調和ができていない

クラブが長くなるとスイングのテンポが崩れやすいです。

腰が先行しすぎても振り遅れてしまいますし、腕だけを振ると体が動かず軌道のミスや、上手くヘッドスピードを出してスイングすることができません。

ついつい頑張って振ろうと気持ちが入ってしまいやすいクラブですが、あまり上手く打てない方は、連続素振りなどをして体と腕のバランス良くスイングをできるように練習をしましょう。

⑤あとがき

今回はドライバーの基礎を記事にしました!

ボールの位置やティーの高さなど初心者の方は様々な点で悩んでしまうことがあるかと思います。

最初は飛ばすことよりも、素振りやボールを打つ中で長いクラブを扱うことに慣れていき、徐々にスイングスピードを上げられるようにしてみてください。

また改めてドライバーの細かな打ち方やミスについての記事をアップしたいと思いますので、是非楽しみにお待ちください!

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貴大 緑川

緑川貴大(日本プロゴルフ協会・PGAティーチングプロ)

1998年7月生まれ、神奈川県出身。 学生時代は、原英莉花や鶴岡果恋など多くのプロを輩出している葉山ジュニアゴルフ育成会や青木功プロ主催の青木功ジュニアクラブに在籍をして技術を磨く。 駒澤大学在籍中にPGAライセンスを取得し、アマチュアから現役プロまで年間6,000件を超える幅広いレッスンを展開している。 現在は、プロゴルファーのレッスンだけでなく、プロキャディーや自身も大会に出場して、ゴルフにおける総合的なスキルを高めている。

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