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【ゴルフの始め方】練習場からコースまで

【ゴルフの始め方】練習場からコースまで

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大人のスポーツで敷居が高いイメージがあるゴルフ。しかし近年は、若者でも簡単に始めることができることをご存じでしょうか。今回は「ゴルフ始め方」に関して、練習場デビューからコースデビューまでの概観をお伝えしようと思います。

1.ゴルフの「基礎中の基礎」知識

ゴルフの始め方について解説する前に、まずはゴルフを始めるにあたり最低限覚えておきたい知識について簡単に解説します!

①クラブ

ゴルフクラブとも呼ばれる、ゴルフボールを打つために使用される用具のことです。

棒の先に鉄の塊がついたような形状をしており、大きく分けて「ウッド・アイアン・ウェッジ・パター」といった種類があります。その中でも沢山の種類のクラブがあり、多数のメーカーが存在します。

②練習場

ネットで囲まれた、ゴルフボールを実際に打って練習できる場所のことです。よく「打ちっぱなし」と呼ばれることもあります。

練習場でボールを打つ場所を「打席」と言いますが、ボールが自動で打席に出てくる練習場もあれば、自分でかごにボールを入れて打席まで運ぶ練習場もあります。

また、大きさも練習場によってまちまち。10ヤード先にネットがある練習場もあれば、300ヤード以上の距離があり、ネットすらない広大な練習場もあります。

③コース

ゴルフコースとも呼ばれる、ゴルフをするために自然の中に作られた区域のことです。

練習場でもゴルフは体験できますが、基本的には「コースに行き、18ホールをラウンドする」ことが本来のゴルフです。これが初心者の方の1つの目標となることが多いです。

クラブや練習場と同様で、コースの種類も多岐にわたります。全く同じコースが一つもないことがゴルフの魅力であるとも言えるでしょう。

2.ゴルフの始め方

では、いよいよ本題。ゴルフの始め方について、練習場からコースまで概説しようと思います!

①練習場に行ってみよう

「何も持っていなくても、何も知らなくても練習場に行っていいの?」という声もあるかもしれません。しかし、ゴルフとはどのようなものかを知るため、まずは行ってみましょう!

ただし、「レンタルクラブ」がある練習場に行くようにしてください!大半の練習場にはレンタルクラブがありますが、事前にネットや電話で調べた方が無難です。

料金やシステムは練習場により異なりますが、50~100球程度打つのであれば、1000円~3000円で収まることが多いです。ただ場所により値段はかなり異なるので、事前に調べることをおすすめします。

〇練習場に着いたら

練習場では ①受付 ②クラブのレンタル ③打席に行って打つ という流れになります。

打席に辿り着いたら、とりあえず球を打ってみましょう。50球程度、もしくはそれ以下でも良いので打ってみることが肝心です。

打って感じる最初の感想はおそらく、「ゴルフって難しい…」だと思います。初めてゴルフをする方で、いきなりクラブを球に当てることができるのは極めて稀です。しかし、ゴルフを体験できただけでも最初の目標は達成です!

②用具(クラブ)を購入しよう

少しでもゴルフを続けたいという気持ちになったのであれば、できるだけ早めにクラブを購入するのが良いでしょう。理由として、「ずっとクラブをレンタルするのはコスパが悪いこと」や「毎回同じクラブを使う方が上達が早いこと」があります。

〇どのようなクラブを買えばよいか

最初は予算にもよりますが、必ずしも新品を買う必要はありません。安い中古クラブを購入すれば十分です。これは、練習するうちに自身にクラブが合わなくなる可能性があるためです。

安い中古から始め、後に買い替える、または買い足せばOKです。

最低限の予算で抑えたい場合は、中古のアイアンを1本購入すれば練習はできます。アイアン1本なら安いものであれば1000円~5000円程度で購入することができるでしょう。

コースデビューを見据えてクラブセットを購入する場合は、初心者用中古クラブセットは10000円~60000円程度で購入できます。また、新品のセットも安い価格で買える場合もあるので、新品がほしいという方はショップ店員さん等と相談して買うのも良いでしょう。

③練習をしよう

クラブを購入したら再び練習しましょう。上達するには「上手い知り合いに教えてもらう」、「Youtube等のレッスン動画を見る」、「練習場等のプロによるレッスンを受ける」といった手段があります。

最も早く上達するのは、お金はかかりますが、やはりプロに直接教わることでしょう。とはいえ、現在はネット等でゴルフを勉強できる環境が整っていますし、独学で上達する方も少なくありません。

自身のレベルや目標、予算に合った練習方法を見つけることが重要でしょう。

④ショートコースに行こう

上達したらいきなり本コースに行く方も多いですが、時間がある場合は、ゴルフ経験者と共に一旦初心者向けのショートコースに行くことをおすすめします。

ショートコースで基本的なゴルフのルールやマナー、ラウンドの方法を覚えるだけでも、本コースでの初ラウンドが「より楽に、より楽しく」なることは確実です。

また、ショートコースでのスコアが「本コースに行けるか」を判断する基準になることも多いです。

場所によりますが、ショートコースは一般的には本コースよりも安くラウンドすることができます。

⑤コースに行こう

道具も揃え、ある程度上達したところで、いよいよ待ちに待ったコースデビューです!ショートコースに行っていない方は、本コースに行く前に最低限のルールやマナーを予習しましょう。

とはいえ、コースでラウンドするには基本3人か4人で組を作る必要があります。知らない人と組を作りラウンドをするという手段もありますが、初心者の方にはキツイでしょう。コースに行く際は、ゴルフのできる友人や知り合いと共に行くのが一番です。

コースの料金ですが、こちらも「ピンキリ」です。3000円~30000円といったところでしょうか。ただ、コースに行く際は予約が必要であることが大半なので、予算に要望がある場合は、予約してくれる同伴者と相談することをおすすめします。

コースでは、大自然を感じながら仲間と共にゴルフの時間を楽しみましょう!最初のうちは自身のプレーだけで精一杯かもしれませんが、仲間と協力して18ホール回り切る達成感は大きいでしょう。

3.ゴルフを「上手く行う」ポイント【ゴルフコネクションを作る】

「ゴルフの上達・ルールの理解・道具の知識・ラウンドの方法等…」全てを含めてゴルフと上手く付き合うには、「ゴルフができる人からの支援」が必須です!

人に教えてもらうのが恥ずかしいという人も、ゴルフをする際は、少しだけ甘えてみましょう。以下では、ゴルフができる知り合いを作る方法について紹介しようと思います。

コネクションを辿る

親戚や会社の上司等のコネクションからゴルフをしている人を見つけることは意外と簡単です。ただ、あまり面識が無い人には頼みにくいかもしれません。

団体に所属する

ゴルフサークルやゴルフ部等の団体に所属すると確実にゴルフができる人と出会えるでしょう。

また、そのような団体では「ゴルフの始め方からコースデビュー」までを「ゴルフ好きな人」が一括でサポートしてくれることがほとんどなので、安心してゴルフに親しむことができます。

加えて、サークルや部活では、提携している練習場やゴルフコースで安く練習・プレーできることが多く、ゴルフの上手い先輩やコーチからゴルフを教わることができるので、本当にコスパよくゴルフができ、上達も早くなります。

スクールに入会する

練習場等で開かれるゴルフスクールでは、「クラブの握り方からコースデビュー」までをプロがサポートしてくれます。

また、スクールでは他の生徒さんと仲良くなり一緒にコースに行く機会もあるかもしれません。本気でゴルフの上達を目指す人にはおすすめです。

4.まとめ

「練習場・道具の購入・コースデビュー」といった以上の流れが、ゴルフの始め方の概観になります。その中でも最後にもお伝えしたように、ゴルフは「コネクション」が重要なスポーツであると言えるでしょう。ゴルフができる人からゴルフを教わっていると、いつの間にか自分が教える側になっているかもしれません。是非、限りない面白さ・奥深さのあるゴルフの世界に皆さんも足を踏み入れてみては…

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大和 稲見

Yamato

2001年12月生まれ。東京都出身。早稲田大学文化構想学部4年。10歳からゴルフを始め、中学以降は大会にも出場。大学ではゴルフサークルのキャプテンとしてサークル運営に携わる傍ら、猛練習の末全国大会に出場。プロの帯同キャディや練習場アルバイトの経験有。ゴルフへの愛は誰よりも熱いと自負している。

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