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![スロープ(斜面)からのショットをマスターしよう!-②左足下がり編-](https://media.entee.golf/wp-content/uploads/2023/10/155BC018-E453-40E4-AFA6-A914C755B2E4.jpeg)
スロープ(斜面)からのショットをマスターしよう!-②左足下がり編-
目次
①左足下がりの特徴
ボールが右に行きやすい
左足下がりのライは、ボールよりも手前が高くなっており、重心位置も傾斜の影響で左にかかりやすくなっています。
したがって、ダウンブロー(ボールに対して打ち込む度合い)が強くなるのでスライス系のボールが出やすくなります。
出球が低くなる/ボールが止まりにくい
下りの傾斜なのでボールが右に行く理由と同じようにダウンブローが強くなります。
そのためロフト角度が低くなりますのでボールの打ち出し(出球)が低くなりやすいことが特徴です。
またロフト角度が低くなるということは、ボールにかかるバックスピン量も減るのでボールが転がりやすく反対に止まりづらくなります。
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体が左に流されやすい
傾斜の度合いにもよりますが、下り傾斜に対して左足側に重心がかかりやすいことからスイング中も体が左に流されやすくなります。
特にスイングをする方向に反対側の傾斜である左足上がりと違い、左足下がりは、スイングをする方向に対しての下り傾斜です。
あまり勢いよく振りすぎると体がより流されやすくなるので注意が必要です。
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ボールの位置が振り抜かれていく過程で低くなっているので、上体を起こしてしまうと傾斜に対してクラブが入射していかなくなるのでスイングのバランスにも気をつける必要があります。
②左足下がりの構え方
ボールの位置はスイングの最低点
左足下がりでは、ボールの手前(右側)が高くなっているので平らなときに比べて最低点が右側に着地しやすくなっています。
したがって、ボールの位置は、通常時と比較して右側にセットをします。
左足上がりでの確認と同じように小さな連続素振りを行うと、いつもよりも手前を擦っていくと思いますので最低点を確認してボールの位置を決定しましょう。
斜面に対して臨機応変に立つ
左足上がりと同じように基本的に、垂直な姿勢を意識します。
傾斜が緩やかな場合は、斜面に沿って立っても大丈夫です。
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傾斜が強い場合
傾斜が強くなってきた場合は、バランスよく安定した構えがとれるように調整します。
土台を安定させるためにスタンスの幅は通常よりもやや広めにして軽いオープンスタンスを取ります。
オープンスタンスを取ることで体の回転を助け、傾斜に対して通常通りの構えよりもダウンブローに入れやすくもなります。
左足で体を支えて構えを作りますが、右膝を曲げて斜面に対してバランスの良い構えがとれるように意識しましょう。
このとき傾斜が強い場合には、左足体重になりますが、ボールが上がらなくなってしまうので最初からオープンスタンスの度合いも大きくすると良いでしょう。
→無理にボールを上げようとすると体が起き上がりチョロやトップの原因になります。
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※左足上がりと同様に、正面を向いて立つと左足で支えるような重心位置となり、自然と右膝も曲がりバランス良く立てるはずです。
③左足下がりスイングの注意点
スイングバランスに注意
左足上がりの時よりもスイングの進行方向に対して傾斜しているので、左足に重心がかかりやすくなっています。
インパクト以降は、無理に振り抜かずコンパクトに傾斜に沿って低く振り抜きます。
先程も記述したように、ボールを上げようとしたりすると上体が起き上がり、ボールの手前からクラブが入ることや、振り抜きが低くなるのではなく、高くなってしまいトップやチョロのミスにも繋がってしまいます。
フィニッシュは基本的にコンパクトになるように意識をしましょう!
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スライスしやすいので左を狙う
左足下がりでは、ダウンブローに打つことからボールが低くなり、スライス回転がかかりやすくなっています。
予め左を狙っておくと良いでしょう。
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④あとがき
左足下がりは、スロープの中でも最難易度と言われるほど難しい傾斜です。
体が傾斜に対して流れやすいので必ず左足で体を支えて、バランスを崩れない程度にコンパクトに振ることが1番のポイントです。
飛距離を出したいのであれば、1番手が2番手ほど大きいクラブを選択してコンパクトにスイングすることも方法の1つです。
後日改めて『つま先上がり』と『つま先下がり』の記事をアップさせていただきますので、お楽しみにお待ちください!
![貴大 緑川](https://media.entee.golf/wp-content/uploads/2023/06/IMG_0653-150x150.jpg)