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パッティングマスターになる!【脱3パット】

パッティングマスターになる!【脱3パット】

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スコアアップを目指している皆さん!意外にもショットより先にパッティングを見直すとベストスコア更新に近づくかもしれません!!もちろんバッティングの練習方法も解決策としてありますが、マネージメント1つで変わることもあるんです。脱3パットを目標とした内容のコラムとなっていますので、最後までご覧ください。

①3パットしない方法

1mパットを9割入るようにする

パッティングでスコアアップを目指すのであれば、まず初めに3パットをしないことが考えられます。

3パットをしないためには、1メートルの入賞率を上げることが大切です。

よく距離感の練習など、最初のパットでタッチを合わせることに重きを置きがちですが、実際のところタッチを合わせるためにも、1メートルの入賞率を上げておくと、最初のファーストパットが非常に楽になります。

代表的な例で言うと、カップの周りに2メートルの円を思い浮かべるといった理由と同じです。

カップのような小さい目標に対してタッチを合わせようとするよりも

大きな的に対して狙った方がよりイメージも湧きやすいです。

そのため、1メートルのパッティングの練習は、基礎練習として取り入れることをお勧めします。

ロングパットは直径2mの円に入れる

上記の理由をもとに、1メートルの入賞率が上がってくると

次は、ミドルパット以上のマネージメントを持つことです。

ある程度の距離の長さになると、自宅では練習が難しいので、常に2メートルの円の中に入れる(半径1メートル)といったマネージメントを持つことで、3パットが減ってきます。

下りのラインを残さない

得意不得意もあるかもしれませんが

基本的には下りのパットは残さないことが賢明です。

プロでも難しいとされている下のパットよりも

しっかり打ち切ることができる上りのパットを

残すことで入る確率も上がっていきます。

②1パットを増やす方法

ボールの回転軸を整える

ショートパットからミドルパットの距離感で

1回でカップインする確率を上げるためには、ボールの回転が非常に大切です。

ボールの回転とは何か?

わかりやすく説明すると【順回転】であるかどうかです。

ボール順回転で転がすと、傾斜や芝目に負けないようになり

球がきれいに転がっていきます。

上りのパットが苦手な方は(特にショートしてしまう方など)

このボールの転がり方が悪いがゆえに、苦手意識がある可能性があります。

正しい回転で転がらないとボールはヨレてしまい、

弱々しい転がり方をします。

順回転か確認する方法

もし自分の転がり方を確認したい場合は、練習用のボールを用意して

ラインマーカーを使い、ボール1周線を引いてください。

線を引いたボールをまっすぐ合わせて打って、きれいな1本の線を描いたまま転がれば

それはきれいな順回転です。

線がブレて転がっているのであれば、順回転でない可能性が高いです。

2.3打目の落としどころを考える

ある程度上級者向けの考え方ですが

パッティングしやすい位置にボールを寄せることを意識してみてください。

最初のうちは、アプローチなどで上り下りのラインを意識するだけでもOKです。

ある程度ショット力が身に付いてきたら

自分の得意なラインでパッティングできるようにマネージメントしてみるのも良いと思います。

私は下りのスライスが苦手なので、なるべく残さないように意識してプレーをしています。

③パターが上達する練習方法

芯で当てる練習

この練習方法はジュニア時代の頃に、当時のレッスンプロに教えてもらった練習方法です。

パターのフェイス面にボール1つ分の幅に合わせて割り箸や消しゴムなど、

(ちょっとアナログな方法ですが)セロテープでくっつけます。

この状態でボールを打つと、芯を捉えている場合は特に問題ありませんが、外してしまった場合は、ボールがまともに転がっていかないので、すぐに芯を外したことがわかります。

芯でボールを捉える事は順回転で転がすことにもつながるので、

今となってはアナログに感じる方法ですが、お勧めできる練習方法です。

ステッキ練習

アライメント用のステッキなどを使ってパッティングストロークを確認するものです。

特にショートパットでは、スクエアなストロークをより求められるので、

このようにステッキを置いて正しいストロークを身に付ける練習となります。

この状態で、ボールを打つだけではなく素振りをするだけでもかなり効果的です。

ぜひ試してみてください。

④あとがき

3パットをしないパッティング力を身に付けるのであれば、まずはショートパットの練習とそれに応じたマネージメント力を身に付けることが大切です。

ロングパッドの距離感などは、現地での慣れが必要となりますので

これは少しずつ培っていくしかありません。

今すぐにできる事は、そのロングパットやアプローチを

どのように次のパッティングにつなげるか、これに尽きると思います。

【3パットしないためのまとめ】

・1メートルの入賞率を上げる

・ミドルパッド以上は半径1メートルの円の中に入ればok

・余裕ができてきたら得意、不得意なラインを見極めてマネージメントする

これらを考えることができれば、3パッドは減ってくると思います。

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貴大 緑川

緑川貴大(日本プロゴルフ協会・PGAティーチングプロ)

1998年7月生まれ、神奈川県出身。 学生時代は、原英莉花や鶴岡果恋など多くのプロを輩出している葉山ジュニアゴルフ育成会や青木功プロ主催の青木功ジュニアクラブに在籍をして技術を磨く。 駒澤大学在籍中にPGAライセンスを取得し、アマチュアから現役プロまで年間6,000件を超える幅広いレッスンを展開している。 現在は、プロゴルファーのレッスンだけでなく、プロキャディーや自身も大会に出場して、ゴルフにおける総合的なスキルを高めている。

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