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ゴルフスコアの基本|スコアの俗称や覚えておきたいペナルティについて解説!

ゴルフスコアの基本|スコアの俗称や覚えておきたいペナルティについて解説!

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ゴルフをプレーするのならスコア記入は必須です。スコアを記入するにあたって、自身が何打でホールアウトしたかを計算しなくてはならず、その計算を間違えるとスコアが誤ったものになってしまいます。 この記事では、ゴルフスコア記入するうえで知っておきたいスコアの名称やペナルティについて解説します。

ゴルフスコアは毎ホール記入するもの

ゴルフスコアは毎ホール記入しなければいけません。毎ホール記入したものを最終的に合計し、そのラウンドのスコアを記録します。

最近はゴルフカートにスコアを記入できる端末が付いているものも多く、それを利用すれば比較的容易にスコアを記録することができます。

また、スコアを記入する際に“パット数”を記録することもあります。パット数を記録することでグリーンに何打目で乗せられたかが明確になり、その日のプレーの質を見極めることにもつながるでしょう。

1ラウンドの規定打数スコアは基本的に72

ゴルフの1ラウンドの規定打数は基本的に72です。

コースによってはロングホールが3つあって73というのもあったりしますが、基本は72と覚えておきましょう。

72でラウンドを終えることを“パープレイ”といって、ゴルフが上達してくるとパープレイが一つの目標になったりもします。パープレイは、規定打数より1打多く打つボギーを1回記録してしまっても、規定打数より1打少ないバーディを記録すれば実現できるので、バーディやイーグルをとることができれば達成が現実味を帯びてくるようになるでしょう。

新ペリア方式について

コンペなどでゴルフスコアを記録する際に覚えておきたいものに、新ペリア方式というものがあります。

新ペリア方式は18ホールの中に12の隠しホールが存在するのが特徴で、パーの合計が48になるように設定されたハンディキャップ用の特殊ルールです。

隠しホールの合計打数に1.5を掛けて、その数から72を引き、0.8を掛けた数字をハンディキャップ数として算出し、その数値を実際のスコアから減算します。そのため、隠しホールを多めの打数で回るとハンディキャップが大きくなり、スコアが良くなります。

隠しホールは事前に知らされず、運要素が強いのが新ペリア方式の特徴です。スコア80台で回る人が90台100台で回った人に負ける可能性があるのが新ペリア方式の面白い部分なので、コンペなどではよく利用されます。

ホールにおけるスコアの名称

ゴルフをプレーしていると、ボギー、パー、バーディなどスコアに関係する用語が色々と出てきます。

【ホールにおけるスコアの名称】

  • ホールインワン(エース)
  • コンドル(トリプルイーグル)
  • アルバトロス(ダブルイーグル)
  • イーグル
  • バーディ
  • パー
  • ボギー・ダブルボギー・トリプルボギー

これらの用語を覚えておくと、一緒にプレーしている人たち同士でのスコア共有がスムーズになります。

ゴルフでよく使う用語|状況別やクラブに関する用語など幅広くご紹介!

ホールインワン(エース)

ホールインワン(エースともいう)とは、ティーグラウンドからの1打目を直接カップインさせることです。スコアには“1”を記録します。

パー3でよく聞く用語ですが、パー4のホールの場合でも1打目で直接カップインすればホールインワンと呼びます。

内部リンク:ホールインワンとは|難易度や達成時のお祝いについて解説!

コンドル(トリプルイーグル)

コンドルとは、規定打数よりも4打少なくホールアウトすることで、「ダブルアルバトロス」や「トリプルイーグル」といったりもします。パー5ならホールインワンでスコアは”1“、稀に見るパー6なら2打目でスコアは”2“、パー7なら3打目でスコアは”3“です。

基本的に直線的なホールで達成するのは難しく、フェアウェイが大きく湾曲したドッグレッグなど、特定の条件が重なった時しか狙えません。

アルバトロス(ダブルイーグル)

アルバトロスとは、パー5のホールを2打でカップに入れてホールアウトすることです。比較的難易度の高いものとして知られており、パー3のホールインワンよりも難しいといわれています。

というのも、パー3はそもそも1打で狙える位置にカップが設置されていますが、パー5の場合は初心者が2打で狙えるような位置に設置されていません。1打目でそれなりの飛距離を稼がなくてはいけないうえ、2打目も正確なアイアンショットが求められるので、達成するのはかなり難しいといえます。

内部リンク:アルバトロスとは|意味や難易度を知ってスキルアップを目指そう!

イーグル

イーグルとは、パーよりも2打少なくホールアウトすることで、スコアはパー4なら“2”で、パー5なら“3”となります。パー4は2打目がアイアン、うまくいってウェッジになるため少しハードルが高いですが、パー5の場合は2オンすれば3打目がパターで打てるためイーグルの可能性がかなり高くなります。

そのため、パー5で比較的短いコースなら、イーグルを狙えるチャンスがあるかもしれません。

バーディ

バーディは規定打数よりも1打少なくホールアウトすることです。スコアは規定打数より1打少なく記入します。

パー3なら1打、パー4なら2打、パー5なら3打でグリーンオンできれば、バーディトライのパットに挑戦できます。

パー

パーとは、ホールごとに設定されている規定打数でホールアウトすることです。

パー3なら3打、パー4なら4打、パー5なら5打でホールアウトすることでパーになります。

基本的にパーを目指してプレーすることが多く、パープレイ、すなわち18ホールの総打数72(例外あり)で上がるのが多くのアマチュアゴルファーの最初の目標となっています。

ボギー・ダブルボギー・トリプルボギー

ボギーは規定打数よりも1打多く打ってホールアウトすることです。

ダブルボギーは2打、トリプルボギーは3打多く打ってホールアウトすることを意味しており、初心者の方はまずこれらのスコアを出さないように練習するのが目標となります。

トリプルボギー以降は「+4」「+5」といったふうに呼ぶのが一般的で、一応「+4=クワドラブルボギー」「+5=クインテューブルボギー」という呼び名もありますがあまり使われることはありません。

内部リンク:ダブルボギーとは|全ホールダブルボギー以下でゴルフスコアの100切りを目指す!

スコア計算で覚えておきたいペナルティ(打罰)について

スコア計算をする際、先述したような最終的なホールアウト時の打数の名称と合わせて覚えておきたいのが、ペナルティについてです。ペナルティはホールアウトするまでに特定の条件を満たすと打数が追加される罰のことで、ペナルティのルールに合わせて打ち直しをしなくてはいけません。

1打追加されるのが基本ですので、スコア計算をする際にはしっかりと覚えておきましょう。

OB

OBとは、打ったボールが区域外に飛んでいってしまった際のペナルティのことです。ペナルティの扱いは以下の通りです。

  • ティーショットがOBとなった場合:1打追加してティーグラウンドから3打目で打ち直す
  • 2打目以降でOBになった場合:1打追加してボールを打った場所の近くから打ち直す(ローカルルールによってはOBラインを横切った地点の近くにドロップして打ち直すこともある)

基本的なルールは上記のようになっていますが、コースによっては特設ティーが設置されている場合があり、1打目でOBになった場合はそこから4打目で打つことができたりもします。

池(ウォータハザード)

池に入ってしまった場合は、OBと同様に1打追加して打ち直します。

池の場合は、池を横切った地点とピンを直線で結んだ後方線上の地点を起点にして、ドロップして打ち直します。この際、ドロップしたボールはピン方向に転がっても再ドロップする必要はありません。

ロストボール

ロストボールとは、その名の通り打ったボールを無くしてしまうことです。

ラフが深くて見つからないケースや、木が生い茂っていて見つからないケースなどがあり、ボールが見つからなければペナルティとなります。ボールを探せるのは3分間と決まっており、それを過ぎるとロストボールの扱いです。

ロストボールでは1打の追加となり、打った場所から打ち直しとなります。

バンカーでクラブが砂に触れる

バンカーに入ったボールを打つ際、素振りが砂に触れるとペナルティとなります。打つ場所は同じで2打の追加となるので、細心の注意が必要です。

また、クラブでは無く素手で砂に触れた場合も、同様に2打のペナルティが付きます。

マーキング忘れ

ボールがグリーンに乗った際に、自身のボールが他の人の邪魔にならないように一旦回収します。このとき、場所をマークしておくことをマーキングといいます。

マーキングを忘れた場合ペナルティとなり、1打追加しなければいけません。

ちなみに、マーキングをせずにボールの向きを変えたりするのもペナルティとなります。

まとめ

ゴルフスコアはゴルフをするうえで必ず知っておくべき知識の一つです。

スコアにおいて、ホールインワン、バーディ、パーなどの用語を覚えておくのは重要なポイントではありますが、それ以上にペナルティについては覚えておかないといけません。もし、ペナルティの数えミス等があってそれが発覚すれば、周りの人から反感を受ける可能性もあるかもしれません。楽しくプレーをするためにも、スコアの知識はしっかりと把握しておきましょう。

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