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かずプロ初コラム!ゴルフ上達したいならこのマインド!

かずプロ初コラム!ゴルフ上達したいならこのマインド!

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①まずゴルフどんなスポーツなの?

まずゴルフとはどういうスポーツなのか?と聞かれたら、誰しもがボールを道具(クラブ)で打って穴(ホール)に入れるスポーツだと答えるでしょう。その単純なイメージのスポーツだからこそ奥深さがあります。

自分自身の技術の向上が必要なのはもちろんのことですが、それに加えて毎回変わるフィールド(コース)、天候などに対応していくことが重要となってくるのです。

はたしてどういうことなのか?

コースに出た時に技術のことだけを考えてるようでは良い成績(スコア)は出せないということです。

もちろん練習の回数や時間に差が出てしまい、技術の向上という点においては個人差が生じてしまうということは理解しています。

しかし、根本的なゴルフというスポーツに対しての考え方を見直して改善することが出来るのであれば、その差は問題にならないのではないかと私は思います。

ならどうしたら上達するのか?

どうしたら良いスコアを出すことが出来るのか?

②鍵を握るのは【自己分析と状況判断】

まず自己分析について説明をしていきたいと思います。

まずクラブごとによる得意不得意を分けましょう。

得意と思うクラブを使った時にどんな当たりをしているでしょうか?

またそのクラブを使った時にボールはどういう球筋で飛んで行っているのでしょうか?

左へ曲がる、右へ曲がる球、高く上がる、低く飛んでいくなどあると思います。

そのクラブを得意だと感じたのであれば、それが自分自身の持ち球になるということを考えましょう。

同じ球筋が出るクラブは得意として分類して良いということになります。

不得意と思うクラブを使った時にはどんな当たりでしょうか?

そもそも当たりもしないのか、当たったとしても曲がってしまうとしたのなら、どっちに曲がることが多いのか?

そもそも当たりもしないという場合、練習量や技術の向上が必要になってくるので今回の話しからは逸れてしまう話しなので、その話は次回以降に説明させていただけたらと思います。

③不得意なものはどうするのか

これが重要です。

それは(不得意なものは捨てる)です。

ゴルフに限ったことではないですが、不得意なものを練習してどうにかしようとする人が多いと思います。

ゴルフにおいてその努力は必要ありません。

得意なものを伸ばすように努力をすることの方が大切だということです。これこそ自己分析において重要なポイントとなってきます。

不得意は得意で補える

ゴルフをプレーするのに使えるクラブの上限は14本です。その14本の構成や使用回数、使い方などは自由です。ご自身のクラブセットの中で何本得意といえるクラブがありますか?また不得意だと思うクラブはどれですか?考えてみるのも面白いと思います。

私はプロゴルファーとして活動していますが、つい最近まで7とPWが2本ずつ入っていたり、アイアンが種類、特性バラバラだったりなど色々なことをしています。

ゴルフというスポーツの不思議なこととして、アマチュアに比べて、プロの方が簡単な方法や楽な方法を選択しているということです。

極端な話しになってしまいますが、使わないクラブがあっても良いですし、同じクラブが入ってても良いのではないかと思います。

クラブ選択以外にも考えてみましょう。

ドライバーが得意

飛距離が出る、狙ったところに飛ばせるなど

アイアンが得意

安定して当たる(ダブり、トップなどしない)

狙ったところに飛ばせるなど

アプローチが得意

距離感が合わせられる

狙ったところに寄せられるなど

バンカーが得意

確実に出すことができる

狙ったところに寄せられるなど

パターが得意

距離感が合わせられる

狙ったラインに打つことができるなど

簡単にですがこのように考えて自分自身に当てはめてみましょう。

(※個人のレベルで範囲は判断してください)

そこから簡単にですが自己分析の考え方を説明していきます。

まずドライバーが得意と考えます。

飛距離が出るタイプであれば2打目の距離は短くなり楽になります。2打目以降は少し打てばホールに近づくはずです。

アイアンが不得意とする方はフルスイングで当てる必要はなくなるので確実に当たって前に進めるハーフショットを身につけられれば大丈夫です。

確実に曲がらないで狙ったところに打てるタイプであれば、コースの好位置をキープできて2打目が楽に打てるはずです。

アプローチが不得意とする方は2打目以降でグリーンオンできる確率が高いため、アプローチをする機会を減らすことができます。

また、さらにスコアを上げたいと考えるのであればこのタイプが次に得意にしていかなければならないのが、パターになります。

パターが得意ということでの1番の効果は精神的安定です。

アイアン、アプローチが不得意であってもグリーンにオンさえすればどうにかなると思えることが大切です。

といったふうに当てはめていくことができれば、優先的に練習していくクラブの選択が出来る上にどのようにしていけばスコアを向上させていけるのかが分かっていきます。

(この組み合わせや得意不得意の関係などは、次回以降で詳しく説明していければと思います。)

ですから、自分がまず何が得意なのかを理解することが大切だということです。

何を得意にしていけば良いのかわからない、得意なものがありません。という方がいらっしゃるかもしれません。

それは個人個人のレベルの中で判断できる範囲で、または思い込みでも良いと思います。

このクラブの見た目が好き、この数字が好き、このメーカーが好きなどでも全然構わないと思います。

それが得意に繋がるはずです。

得意が分からない方は、好き嫌いで分けて良いということです。

不得意または嫌いなものを克服しようと悪いスイングを続けるよりも、得意または好きなものをしっかりスイングをしてる方が良い効果が生まれ、不得意なものも知らない間に打てるようになっているなんてこともあります。

ここまで話してきた[自己分析]の入り口については理解できましたか?

ただゴルフというスポーツは、それだけではスコアアップさせられるほど簡単ではありません。

そこに[状況判断]というものがあります。

④最後に

次回はそれについて簡単になってしまいますが、話していきたいと思います。

楽しく上達する。

それが私が考えてやってきたゴルフのやり方です。

それを少しでも伝えていけたら嬉しいです。

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和栄 伊東

かずプロ

プロゴルファー 長年ゴルフの指導経験があり、数多くの著名人をレッスンしている。 自身の出身校である神奈川大学ゴルフ部コーチとして現在も指導中。 YouTube、Instagram等様々なプラットフォームにてゴルフのコツや楽しさを発信している。

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