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【1ポイントで】フェアウェイウッドが打てるコラム

【1ポイントで】フェアウェイウッドが打てるコラム

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ゴルフクラブの中で、フェアウェイウッドは苦手意識を持っている方が多いのではないかと思います。特に3番ウッドなどはボールが上がりづらくミスヒットも起きやすいので、ウッドを所持はしているけど、苦手意識のあまり使用していない方向けのコラムとなります。

①フェアウェイウッドが難しい理由

フェアウェイウッドは、ドライバーに続いて長いクラブです。

そのためクラブの扱いが難しく、再現性が不安定となるため、正確なショットを打つことが難しいとされています。

また、ロフト角が番手にもよりますが14.15°〜と立ってくるので、ボールが上がりづらく難しいと感じるプレーヤーも少なくありません。

ドライバーが1番長いから、フェアウェイウッドはそこまで難しくないと思う方もいるかもしれませんが、芝の上にあるボールを打つのと、ティーアップされているボールを打つのでは、難易度が数段階も変わってくるのです。

②ウッドは芝を滑らせる?

フェアウェイウッドの打ち方を確認すると、ほとんどのアマチュアの方は、『ヘッドを滑らすように打つ』・『横から払うように打つ』といったワードを聞きます。

確かにフェアウェイウッドは、アイアンと比べてブレード型のクラブではないのでクラブが滑っていく感覚があるかもしれません。

しかし、滑らせて打つイメージは、解釈の仕方によってはあまり良くないケースがあります。

そもそも、ウッド系はアイアンに比べてボールの位置を左側にセットします。

その時点で、無理に滑らせようとせずとも

自然と最下点から、その先近辺でボールを捉えるような位置となります。

また、クラブの構造上ウッドはアイアンのようなブレード型ではないので、ダウンブローに打ってもターフを取りすぎることなく、自然とクラブが抜けていきます。

したがって、意図的に滑らせようとすると

自然と手元が浮いて、変にアッパー軌道で打ってしまいます。

適正な位置で、ボールを構える+フェアウェイウッドのクラブの特性で

無理に滑らせようとせずとも自然とレベルな位置でボールをヒットしていくというのが答えになります。

③ウッドの球の位置は?

番手ごとの多少の差はありますが基本的に左側でセットします。

初心者の方などは、ドライバーの位置からボール半個分から1つ分ほど右側にセットすると良いでしょう。

※ドライバーのボールの位置は【左足かかと内側の延長線上です】

④フェアウェイウッドの練習方法

テープ剥がし

先ほどクラブを滑らすと言う話がありましたが

ボールの位置とクラブの使用上、自然とそうなると言われてもイメージを持っていきたい方にはガムテープなどを使った練習方法をオススメします。

テープはがしの練習をするとダフリやトップなどクラブの入射が不安定な方が一定した入射でボールを捉えられるようになります。

ボールの少し先にガムテープを貼り、ボールを打つのではなく、このテープを剥がすイメージで振り抜くと自然とほどよいダウンブロー〜レベルブローの状態でインパクトからフォロースルーを迎えることができます。

地面に置いてあるボールをと捉えるには必ず最下点を迎えなければいけません。

しかし、ボールに対して捉える意識を持ってしまうと変に手を使ってしまったり、詰まってしまったり、そのミスは様々となります。

ここでガムテープを貼っておくことによってテープを剥がす(ボールからボールの先にかけて低く長く振り抜く)イメージを持つことができるので、自然と綺麗な入射でボールをとらえられるようになります。

※アレンジ練習

フェアウェイウッドで体重が残ったりして、ボールの手前を叩きやすい方は、あえてボールの手前にガムテープを貼っておいて、そのテープを剥がさないように意識してスイングすると、自然と体重が左足にかかるようになり、綺麗なインパクトを迎えることが可能です。

⑤まとめ

今回のコラムはいかがでしたか?

フェアウェイウッドはとても難しいクラブですが、ポイント練習方法を取り入れるだけでかなり印象が変わってくると思います。

ガムテープは身近に目印となるものがあれば、代用は何でも可能です。

私自身も昔はコースに行くと、落ち葉を拾ってはボールの先に葉っぱを置いて、その葉っぱを振り抜くイメージなんかで打っていたこともありました。(あくまで練習の日ですが…笑)

ぜひ皆さんも試してみてください!!

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貴大 緑川

緑川貴大(日本プロゴルフ協会・PGAティーチングプロ)

1998年7月生まれ、神奈川県出身。 学生時代は、原英莉花や鶴岡果恋など多くのプロを輩出している葉山ジュニアゴルフ育成会や青木功プロ主催の青木功ジュニアクラブに在籍をして技術を磨く。 駒澤大学在籍中にPGAライセンスを取得し、アマチュアから現役プロまで年間6,000件を超える幅広いレッスンを展開している。 現在は、プロゴルファーのレッスンだけでなく、プロキャディーや自身も大会に出場して、ゴルフにおける総合的なスキルを高めている。

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