最近話題の慣性モーメントって何?!エンターが徹底解説
目次
慣性モーメントとは?
慣性モーメントは、ゴルフクラブの動きやボールの飛距離に影響を与える重要な要素です。以下では、慣性モーメントの基本的な概念、計算方法、影響、そして最新の研究について探求していきます。
まず、慣性モーメントとは、物体の回転に対する抵抗の度合いを表す物理量です。ゴルフにおける慣性モーメントとは、クラブフェース面のスウィートスポットでボールをとらえることができなかった時、どの程度フォローされるかという許容範囲を示す数値です。 正確にはヘッド左右慣性モーメントと呼ばれます。 この数値が大きなクラブほど、芯でミートしなかった場合にもミスショットとなる可能性が低く、ゴルフクラブにおける慣性モーメントは、そのクラブが早く振り抜かれるかどうかや、ボールをどの程度速く飛ばすかに影響を与えます。値が大きいほどに芯を外して打った時、ヘッドがブレにくくエネルギーロスを軽減できます。 慣性モーメントが大きいほどミスしても左右の曲がりが少なく、スピン量の増減が出づらくなり、飛距離と方向性が安定するメリットがあります。
慣性モーメントを構成する要素
慣性モーメントは、クラブヘッドの形状や質量分布によって決まります。一般的に、慣性モーメントは重心からの距離の二乗に比例します。つまり、クラブヘッドの質量が集中している場合、慣性モーメントは小さくなり、素早く振り抜かれることができます。逆に、質量が均等に分布している場合、慣性モーメントは大きくなり、遅く振り抜かれる傾向があります。
ゴルフクラブメーカーは、慣性モーメントの最適なバランスを見つけるために、様々なテクニックを用いています。例えば、重心位置の調整や材料の選択により、クラブの性能を最適化することが可能です。また、慣性モーメントに影響を与える要素は、クラブヘッドの形状、ヘッドの体積、シャフトの剛性などもあります。これらの要素を適切に組み合わせることで、ゴルファーはより良いスイングと飛距離を実現することができます。
慣性モーメントに関する近年の研究
近年の研究では、慣性モーメントの最適化によって、さらに飛距離を伸ばすことが可能であることが示されています。例えば、より大きな慣性モーメントを持つクラブヘッドを使用することで、ヘッドスピードを維持しながら、ボールの初速や飛距離を向上させることができます。また、重心位置の最適化によって、スピン量をコントロールし、飛距離の変動を抑えることも可能です。
しかしながら、慣性モーメントの最適化は個々のゴルファーによって異なる結果をもたらす場合があります。個人のフィジカルコンディションやスイングスタイルによっても最適な慣性モーメントは異なるため、すべての方に当てはまるわけではないため、個人の感覚やデータ測定によってご判断ください!
エンター使用クラブも慣性モーメントを採用!
僕のクラブセッティングの記事で少しご説明しましたがドラコン用ドライバーはフォーティーンのDX-001のヘッド(マッドコーティング)の4度シャフトは飛ばしのトレンドにあわせて5Sのものを使用しているのですが
コースで使用する際、柔らかいので飛ばしには最適ですがどうしても曲がりやすいのとシャフトが長いので規定をオーバーしてしまうためラウンド用はONOFF LABOSPECPLUS8度(9.5度から調整)シャフトはBesileus Zaffiroの6Xを使用しています。チップカットして少しさらに硬めにしてあります!
ONOFFのドライバーはコントロールがしやすいのでまっすぐ飛ばしたいラウンドでとても重宝しています!
ONOFF DRIVER LABOSPEC PLUSも大慣性モーメント重ヘッドにクロス バランス テクノロジーを搭載しており、大慣性モーメント「重ヘッド」にクロスバランステクノロジーを搭載することで、振り心地をコントールでき、自分に合ったヘッドバランスで振りやすさを究め、最速ボールスピードでより遠くにまっすぐ飛ばせるドライバーになっています!
最後に
今回はゴルフにおける慣性モーメントについて書いていきましたが、皆さんいかがでしたでしょうか。
ぜひお近くのゴルフショップで様々なクラブの試打をなさってみてください!