効率のよい練習の組み立て方とは
目次
①ゴルフが上達するメゾット
ゴルフが上手くなるためには、練習が不可欠です。これはどの競技でも、スポーツを越えて日常でも何かスキルアップするためには練習や実践が必要になってきます。
しかし練習内容によっては、効率の良い方法とそうでない方法に分かれて、同じ時間実践をしても徐々に差が開いていくものです。
ゴルフの練習では、練習場でボールを打ちながらスイングの確認をしたり、修正を行っている方がほとんどかと思いますが、、、
頭で意識している動作と実際に動いている結果に違いが必ず生まれます。
そのため、新しい動作を覚えるために落とし込む練習が必要になってくるのです。
⇨何が言いたいのかというと
修正点をどれだけ意識をしても、ボールを打つだけでは改善できていないケースが多いということです。
ボールを打つことも大切ですが、
簡単な基礎動作を繰り返し行うことのほうが
体に馴染んで身につきやすくもなります。
ケースバイケースですが、100球打つより100回の素振りの方が良い時もあれば、100回の素振りより100球打つほうが良い時もあるということです。
現状で諦めてしまっている方は、まだまだ上達できる見込みしかありませんので、諦めずに最後まで読んでみてください!
②ボールを打つだけでは上達しにくい理由
『やってるつもり』問題
ある程度、動作に慣れてくれば話は別です。
(ボールを打ちながら練習をすることも大切です)
しかし、修正開始からボールを打ちながら意識・改善させることは遠回りした練習方法といっても過言ではありません。
慣れていない動作をボールを打ちながら再現をしても頭の中では『やってるつもり』になっているだけで実際は何も変わっていないことがほとんどです。
例えば、軌道修正で悩んでいる人がいたとします。経験がある方も多いと思いますが、アウトサイドインになるからインサイドからクラブを降ろしたいと意識してすぐに出来た方は、少ないのではないでしょうか?
こんなにも意識しているのに、、、動画を見ると何も変わっていない。
これがゴルフの怖いところなのです。
一回は、基本に戻って自分のできる範囲から練習をすることが大切です。
③慣れない動きはドリルから
新しい修正ポイントを見つけた場合、
慣れないうちは、ゆっくり覚えることにフォーカスを当てて練習をしていきましょう。
このとき各自の修正ポイントに応じてドリルの取り入れや、ゆっくり動作の確認などを行います。
練習回数は、多いに越したことはありませんが
慣れない間、変にボールを100球打つくらいなら、自宅でポイントを意識しながら100回素振りをしたほうが良いといえるでしょう。
※打つ練習が必ずNGというわけではありません。都度確認をしながら自身のペースに合わせた練習が大切ですが、初めのうちはボールを打たず練習をしても問題なく上達できます。
④慣れてきたら練習場で再現性を高める
ある程度動きに慣れてきたら少しずつ打ちながら練習をしていきましょう。
ただしフルショットをするのではなく、ハーフスイングや小さなショットから再現できる幅からスタートするようにしましょう。
せっかく動きを覚えてもいきなり気持ちよくショットしてしまうと、以前のスイングに戻ってしまうことがあります。
適度に素振り・小さなショット・通常ショットを混ぜながらペースに合わせた練習が大切です。
⑤あとがき
ゴルフの練習方法は、様々なやり方があります。しかしアマチュアの多くは練習場でひたすらボールを打ちながら練習をしてしまっているのが現実です。
何かを直すにはそれなりに時間をかけて動きに慣れていく必要があります。
毎週ボールを打たずとも素振りをするだけでも練習になりますし、ドリルがあれば取り入れることでさらに効率的な練習となるのです。
私も普段のレッスンでは宿題として、
練習方法をお伝えしたりしますが、ほとんど2、3分で終えられるようなドリルにしています。
それでも何百球も打つより効果的があると自身を持って言えますので、悩んでいる方がいらっしゃれば、お気軽にご相談ください(^^)