ブービーとは|意味やコンペで良い成績を残すための方法について解説
目次
ブービーとは
ブービーとは、英語で「booby」と書き、「ばか者」という意味です。加えて「最下位」という意味もあり、ジョーク的な感覚で使われていました。
日本では最下位ではなく、最下位から2番目を表す用語として知られており、コンペなどではブービー賞などと言って最下位から2番目の人に賞が与えられたりします。
日本ではブービーが最下位でない理由
本来、英語圏では最下位という意味で使われていたブービーという用語ですが、日本では最下位から2番目という意味で使われています。その理由は諸説ありますが、「最下位にすると、わざと最下位を狙って賞を獲りにいく人が出てしまうから」という説が有名です。
ブービーメーカーとは
ブービーメーカーとは、日本で最下位の人を意味します。“ブービーを作り上げる”という意味で使われており、コンペなどでは最下位と記載せずに、ブービーメーカーと記載されることが多いです。
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コンペでは優勝者並みの賞金が貰えることも
ブービー賞では、優勝者並みに賞金がもらえることがあります。主催者によって内容はもちろん変わりますが、「次は頑張ってくださいね」といった労いの意味も込めて多めの賞金とするケースが多いようです。
もし、コンペの幹事になることがあれば参考にしてみてください。
コンペで良い成績を残すためには
コンペに参加するなら、いくらブービーでそれなりの賞金がもらえるとしても、できるだけ良い成績を残したいものです。そこで以下では、少しでも良い成績をとるために押さえておきたいポイントをご紹介します。
【コンペで良い成績を残すためのポイント】
- ゴルフに触れる時間を長くする
- 練習の目的をはっきりさせる
- 落ち着いたメンタルを維持する
- コースマネージメントについて理解を深める
ゴルフに触れる時間を長くする
ゴルフがうまくなるかどうかは、ゴルフに触れている時間に概ね比例するといわれています。もちろん個人差はあれど、人よりゴルフに触れる時間が長ければ長いほどスコアも良くなっていくでしょう。
また、ゴルフに触れない期間が短いこともスコアが良くなる要因の一つです。定期的に練習するのも、良い成績を残すうえでは大切です。週1回のコーチングを受けたり、毎週必ず練習場に行くようにしたりすることで、成績のアップが見込めるでしょう。
練習の目的をはっきりさせる
ゴルフに触れる時間が長いほど良いといったことを先述しましたが、練習をするならできる限り目的をはっきりさせましょう。ただ打つのではなく、距離を決めて本番を想定した練習にしたりすることで、練習の質が大きく変わります。
全てのクラブを満遍なく練習するよりも、9番アイアンとドライバーだけ、といったようにスイングが乱れないような工夫をすることも大切です。本番で想定した距離をしっかりと打てるように練習することを心掛けてみてください。
落ち着いたメンタルを維持する
ゴルフをするのなら必ず重視したいのが“メンタル”です。メンタルの安定度はプロでも重要視しています。
ミスショットにイラついたり、ナイスショットをきっかけに大振りになったりしてしまっては、良いスコアを出すのは難しいでしょう。
メンタルを維持するためには、リスク管理が重要です。ミスショットを想定することで「池やバンカーだけは避ける」といったことができるようになります。一番避けたいミスが出ないだけでも、落ち着いたメンタルの維持につながりますので、リスク管理を意識したプレーを心掛けてみてください。
コースマネージメントについて理解を深める
コースマネージメントとは、ホールごとにどこへボールを打つのが最適かを考えながら攻略していくことを意味します。ドライバーを打つにしても、ひたすら飛ばすことを考えるのではなく、「どの辺に球を落とせば次のショットが楽に打てるか・ピンを狙いやすくなるか」を考えます。
逆も然りで、どこに打ってはいけないかを考えることで、最悪なミスショットを防ぐことが可能です。「強めに打つ」というのもコースマネージメントの一つですが、多くの場合は「手前に刻んで打つ」といったケースになるでしょう。
コースマネージメントはコースのことをよく理解していないと実施できないため、事前に良く調べておくか、何度も訪れてそのコースの理解を深めるしかありません。もし、初めてのコースでコースマネージメントを意識したいなら、キャディーさんを依頼するのも一つの方法です。
まとめ
ブービーとは、最下位を意味する英語ですが、日本では最下位から2番目のことを指します。
コンペによっては優勝者並みの賞金がもらえることもあるなど、ブービーの待遇は良かったりします。もちろんすべてがそういうわけではないですが、次も頑張ってほしいという意味合いを込めているケースも多いでしょう。
良い成績を出せるよう、この記事でご紹介したポイントを意識して練習してみてください。