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広告業界に激震!ファンが企業を育てる時代が到来【株式会社BOKURA】

広告業界に激震!ファンが企業を育てる時代が到来【株式会社BOKURA】

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【仕事内容】

Q: 現在の仕事内容について教えてください。

私が行っているのは「ファンマーケティング」です。クライアント、例えばブランド、アスリート、企業などのファンを増やし、ファンが自発的に動いてくれる状態を作る支援をしています。私たちの役割は、ファンを可視化し、育て、広げていくことです。最終的には、ファンが自ら動いてくれる状態、いわば「自走する形」を目指します。

Q: どのようにして「ファンが自走する形」になるのでしょうか?

例えば、好きなアーティストがいるとします。ファンはそのアーティストをもっと広めたいとか、もっと会いたいという気持ちから、自発的に行動します。頼まれたわけでもないのに、好きだから広める、好きだから会いに行く。それが「自走」なんです。私たちはその流れを作り出すために、ファンが関心を持って行動できるような企画や戦略を提供しています。

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【始めたきっかけ】

Q: この仕事を始めたきっかけは何ですか?

私は実家が100年続く八百屋で育ちました。八百屋では広告やテレビCM、デジタル広告などは一切行わず、地域のつながりをベースにお客様がファンとなり、そのお客様のつながりで新たなファンが生まれる、というスタイルで経営が行われていました。まさにこれが、ファンマーケティングの原点だったんです。

幼少期からそのような宣伝方法を目の当たりにしていたので、私にとっては広告が流れてくることが煩わしく感じられることがありました。うざい広告をなくしたい、もっと自然にファンが増えるような形で広まる仕組みを作りたいと思うようになったのです。

また、実際に私自身も、お店で勧められた商品より、友人から勧められた商品の方が安心して買えるという経験がありました。そうした口コミの力を活用した広告を、企業のマーケティングに取り入れたいと強く感じ、この仕事に至ったんです。

【やりがいを感じるとき】

Q: 仕事がうまくいったと感じたエピソードを教えてください。

仕事のやりがいを感じるのは、ファンに向けた訴求がうまくいった時です。例えば、ファンが求めていたイベントや商品改良を実現し、その結果としてファンが自発的にSNSで商品を紹介してくれたり、自然に口コミが広がっているのを見ると、私たちのファンマーケティングが成功したと感じます。

それによって、クライアント企業は広告費を削減できるだけでなく、売上が大きく伸びた時がありました。そうした成功体験を通して、ファンの力が企業にとって非常に強力な推進力になることを実感しています。

【困難を乗り越える方法】

Q: これまでに仕事で直面した困難や危機はありましたか?それをどのように乗り越えましたか?

ファンマーケティングの仕事は地道な部分が多く、ファンの声を拾いながら、コツコツと丁寧に施策を組み立てる必要があります。短期間で成果が出るわけではなく、長期的にファンを育て、関係を築いていくので、忍耐力が求められます。時には、「本当にうまくいくのか」と疑問に感じることもありますが、そういう時こそ、地道な努力が報われる瞬間を信じてやり続けることが大切です。

特に辛いと感じるのは、最初の頃、ファンがなかなか自走してくれない時期です。そのような時期も、諦めずにファンとのコミュニケーションを続けることで、少しずつ成果が見えてくるんです。

【リフレッシュ方法】

Q: リフレッシュするための時間や方法はありますか?

正直、仕事のことが頭から離れることはほとんどないですね。常に次のプロジェクトやファンの動向を考えています。ただ、スポーツをしている時は比較的リフレッシュできます。特にバスケやゴルフが好きで、体を動かしている時は仕事を忘れられます。

バスケでは、試合でどのようにチームメイトの特徴を活かすか、どう勝利に導くかを考えるので、どこか経営に通じる部分があります。ゴルフは特に戦略的なスポーツで、1つのホールごとに戦略を立て、最適なプレーを選択するところが、仕事に通じるマネジメント力を養ってくれると感じます。

学生へのアドバイス

Q: 学生に向けて何かアドバイスをお願いします。

私は学生時代、バスケや友人との遊びに熱中していました。単位はしっかり取っていましたが、ほとんどがスポーツや遊びの時間でした。しかし、その経験が今でも役に立っています。特に体力がついたことが大きいですね。起業して10年になりますが、体調を崩したのは覚えている限り3回だけです。体力があるおかげで、仕事に没頭できる時間が増え、結果として成功に繋がっていると感じます。

また、自分が何に熱中できるのか、何に夢中になれるのかを見つけてほしいです。何かに真剣に取り組む経験は、社会に出た時に必ず役立ちます。部活や趣味、学業でもいいですし、最近で言うと「推し活」でもOKです。何か1つ語れるものがあると、それが社会に出た時の大きな武器になります。

Q: 就職活動をしている学生に向けてアドバイスはありますか?

企業選びにおいて、重要なのは「相性」だと思います。企業と自分との相性がどれだけ良いか、また、仮に相性が悪くてもどれだけ妥協できるかを考えて選ぶと良いでしょう。特に、自分がどんな人間かを理解し、それを面接の場で相手に伝えることが大切です。私は面接時に自分をありのままさらけ出して採用されました。そうすることで、企業側も自分と合うかどうかを判断してくれます。

新卒採用は即戦力を求めているわけではなく、企業にとっての将来性や相性を重視しています。なので、自己開示をして自分をしっかり伝えることが採用に繋がると思います。

【今後の展望】

Q: 今後の展望について教えてください。

私は4人家族で、娘が2人います。彼女たちにはしっかり稼げるようなスキルを身につけてもらいたいと思っています。そして、私自身は老後に妻と一緒に趣味に没頭できるような安定した生活を送りたいと考えています。そのために、会社を5年以内にIPOかM&Aのどちらかの形で成長させたいと計画しています。

また、今後は自動化やAIの導入を進め、業務の効率化と人件費削減を目指しています。現在の事業を拡大しつつ、シナジーのある新規事業と連携し、さらなる成長を目指しています。

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enteeMedia編集部

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