父から子へゴルフが繋ぐ人間関係とビジネス【株式会社はせがわ】
目次
株式会社はせがわの歴史
株式会社はせがわは、75年間にわたりハンコの材料卸業を続けてきました。2010年、杉角氏が3代目として事業を引き継ぎ、2024年の現在も新しい挑戦を続けています。現在、同社はハンコ関連の工場への卸業者としての役割に加え、広告代理店やバルーン事業も展開し、多角的な事業展開を行っています。特筆すべきは、2代目が発明した親子版ハンコです。
ゴルフとの出会い
父親はゴルフが好きでしたが、杉角氏はゴルフを「おじさんのスポーツ」と思い、全く興味を持っていませんでした。しかし、取引先から「3か月間練習して一緒にやろう」と誘われ、嫌々ながらゴルフを始めることにしました。35〜36歳の頃です。最初のラウンドではスコア180と苦戦しましたが、同年代の友人たちもゴルフを始めていたため、次第に興味を持つようになりました。スコアが120台になってからはゴルフが面白くなり、気が付いたらスコアで100を切れるまでに成長しました。今では月に4回ほど行くほどゴルフを楽しんでいます。
ビジネスにおけるゴルフの利点
ゴルフはビジネスの場においても大いに役立っています。取引先とのゴルフを通じて、朝から夜まで一日中一緒に過ごすことで、ビジネスの枠を超えた深い関係が築かれました。ゴルフ場での交流は、軽い小旅行のようなものであり、人間関係の強化に大いに貢献しています。
ゴルフに対するこだわり
ゴルフを紳士のスポーツと捉え、常にジャケット着用など、きちんとした服装で臨んでいます。スコアについても、ゴルフ場のせいではなく、自分のスイングの問題と考えており、楽しくプレーすることを心がけています。前後の組に迷惑をかけず、和やかな雰囲気でラウンドすることが、一緒にラウンドする人たちに「また一緒にラウンドしたい」と言っていただけることが、次回のゴルフへのモチベーションにつながると考えています。
好きなゴルフ場とメンバー
よく行くゴルフ場には、セブンハンドレッドクラブや霞南ゴルフ倶楽部があります。特に霞南ゴルフ倶楽部はトリッキーなコースで、良いスコアを出すためには頭を使う必要があり、戦略的なゴルフが楽しめます。良いスコアが出なくても、次にプレーする際には良いスコアを出したいと思わせるゴルフ場です。ゴルフに行くメンバーは、仕事関係の人と行くこともありますが、主にゴルフ友達とプレーしています。
亡き父への想い
もし父親が生きていたら、父親とまたゴルフをしたいと思っています。昔はよく父親とゴルフをし、ゴルフのルールや心構えはすべて父親から教わりました。父親はゴルフのために手術をしたものの悪化してしまい、亡くなりました。これからゴルフを始める後輩たちには、その心構えなどを受け継いでもらいたいです。
今後の目標
今後の目標は、いつまでも楽しくゴルフを続けることです。スコアは水ものと考え、何歳になってもゴルフを楽しむ姿勢を大切にしています。「あのおやじ、いいゴルファーだよね」と言われるような存在になりたいと語ります。
編集後記
杉角氏は、株式会社はせがわの3代目として、会社の歴史と革新を継承しながら新たな挑戦を続けています。その経営手腕は、ハンコ業界の枠を超え、広告代理店やバルーン事業など多岐にわたる分野での成功を収めています。彼の柔軟な発想と積極的な行動力が、株式会社はせがわを今日の地位へと押し上げたと言っても過言ではありません。
また、杉角氏のゴルフへの情熱は、ビジネスにも大きな影響を与えています。取引先とのゴルフを通じて築かれる信頼関係や、ゴルフ場での交流による人間関係の強化は、ビジネスの枠を超えた深い繋がりを生み出しています。彼のゴルフに対する真摯な姿勢は、そのまま彼のビジネスに対するアプローチにも通じています。
今回の取材を通じて、杉角氏のゴルフに対するこだわりや、亡き父への想いを伺うことができました。父親から教わったゴルフのルールや心構えを大切にし、それを後輩たちにも伝えたいという思いが強く感じられました。杉角氏の「いつまでも楽しくゴルフを続ける」という目標は、彼の人生観そのものを反映しているように思います。
杉角氏のゴルフへの情熱と、ビジネスに対する真摯な姿勢は、多くの人々にとってのインスピレーションとなることでしょう。彼の今後のさらなる活躍に期待しています。
この記事が杉角賢太郎氏の魅力をより深く伝える一助となれば幸いです。今後も、株式会社はせがわのさらなる発展を心より応援しています。
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